幼い頃に、“女性性”が傷つけられたまま大人になった女性は少なくありません。
「女の子なのにかわいくない」
「女の子だから愛想よくしなさい」
「女の子だからといって、勉強をがんばらなきゃだめよ」
「生理だなんて、面倒くさいことが始まっちゃったわね……
いちおう、赤飯はたいておきましょう」
「女の子なんだから、太ったらみっともない」
そんな一貫性のない大人、とりわけ親たちは単に無神経なだけで、悪意はないのかもしれません。
しかし、女の子たちは言われるたびに傷ついたり、砂をかむような苦い思いをしたり、感情をマヒさせたりして、女性である自分の体に知らず知らずのうちに嫌悪感を抱いている可能性があります。
結果として、体を壊すほど勉強したり仕事をしたりする。
過度なダイエットで体をいじめる。
過剰に着飾ったり、逆に、まったく自分の身なりを気にしなかったりする。
大人になった今でも、心の奥底で傷が癒えていない女性に私は会ってきました。
私もその一人ではあるのですが、そんな傷を負うのは私たちの世代でもう終わりにしたいのです。
娘たちの世代は、いい意味で自分本位の生き方をしてほしいと願っています(「自分勝手」ではなく)。
子どもは親を選んで生まれてきたわけでなく、男と女の体に優劣も損得もなく、どう生まれてきたかよりどう生きていくかをしっかりと考えられたらいいですね。
そんな思いを込めて、『女の子のからだの知恵』を制作しました。
■目次
おっぱいの知恵
「からだリズム」で大きくなったり小さくなったり変化する
「寄せて上げて」の窮屈はNG
左右の差は気にしない
「張り」「痛み」のメカニズム
「肩ぐるぐる」でおっぱいを楽に
おしりの知恵
おしりも「からだリズム」で変化する
骨盤に意識を向けよう
昔の女性たちは月経血をコントロールしていた!?
おしり温めで便秘・月経痛・痔を改善
「骨盤ぐるぐる」でおしりもおっぱいもほぐれる
○コラム 女の人にまつわる「神話」について考えた
手の知恵
脳や内臓と関連している手
手相のウソ・ホント
自分の本当の気持ちは手でわかる
あなたの手にも誰かを癒し、慰める力が備わっている
足の知恵
足にも「足相」がある!?
窮屈な靴はNG
「足ぐるぐる」で姿勢もよくなる
○コラム 他人よりも自分の気持ちを大切に
季節の知恵
からだが緩み解毒に向かう春
意外とからだが冷える梅雨
汗対策が大事な夏
体が締まり水分補給をする秋
乾燥対策で楽になる冬
女の子の悩みQ&A
ムダ毛
ニキビ
におい
痛み
イライラ・不安定
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祥知出版
『女性の体の知恵』
『ふろに入らないほうが
美肌になる』
『誕生数占い』
『作文嫌いの子どもに3日で読書感想文を書かせる方法』
『クラナリ』
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