クラナリ
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知恵の木

失敗から学ぶ

今、自分が持っている専門知識や経験を生かして、暮らしや自分の健康を犠牲にすることなくお金を稼ぐ……これが生業。大きなプロジェクトを立ち上げたり、長期プランを練ったりする「起業」とは根本的に異なります。

生業づくりは起業よりもはるかに規模が小さいのですが、やはり失敗はあります。

『失敗学』(著/畑村洋太郎)には、失敗には以下の原因があると書かれていました。
1 未知…誰も知らなかった現象
2 無知…不勉強
3 不注意…体調不良、過労、焦り、多忙で注意力散漫
4 手順の不順守…約束事を守らない
5 誤判断…状況判断のミス
6 調査・検討の不足
7 (制約)条件の変化
8 企画不良…複数の人間による検討が不足
9 価値観不良…経済、法律、文化など常識に基づく理解が不足
10 組織運営不良

case1 古本屋兼レンタルスペースを市川駅北側で開業した、元会社員のフリーライター(40代女性、子育て繁忙期、介護期)

この店の経営については、「無知」「不注意」「誤判断」「調査・検討の不足」に当てはまります。駅から近く、人通りもある立地で店舗を借りましたが、周辺の人々の意識にまで注意が及ばず、オープンして初めて気づいたことが多々ありました。

「無知」
市川駅周辺での店の経営について知識や経験(パート・アルバイト)がない

「不注意」
「ライター以外の仕事を見つけたい」と焦っていた
編集・ライティングの仕事や子育てで、店の経営に集中していない

「誤判断」
店番に向いていない性格だった(すぐにウロウロと動き回りたくなり、店番が大きなストレス)
店主の興味は本の内容だけで、本の装丁や価値(稀覯本など)がわからないうえ、雑貨や文具などの周辺グッズにも疎い
店主の主な友人が働いている母親なので、いつも忙しく、店に立ち寄れるような時間はない

「調査・検討の不足」
徒歩圏に図書館がある場所で本屋を開いた(本は無料で借りるのが当たり前という地域)
徒歩圏に公民館や集会所などほぼ無料の講座・ワークショップが多数開催されている場所があった
徒歩圏に無料の展示スペースがある場所だった

本を手放したい人が本を買いたい人よりも多い地域だった

現在は、いったん閉店してから数年後の再オープンを計画しているところで、さまざまな事業企画の検討と実験を行っている真っ最中です。